シニアのアスペルガー夫とカサンドラ妻 人生の最後は別居で

夫婦関係改善に向けてカサンドラ専門の夫婦カウンセリングを受けていました。しかしアスペルガー夫から気力・体力を奪われ、頭は混乱し発狂しそうになり6年程前から別居。

毒母のこと、夫のこと、長年蓋をしてきた感情を、はき出してみます。
何かが変わり、楽になれますように。

アスペルガー夫の進化 その後。

ゴールデンウィークの後、体調の悪い日が続き結構つらかったです。

寒暖差に負けたのか、自律神経の乱れがひどくなったようで、気温の高めの日でも寒く感じて厚着して、

又、頭が締めつけられるように苦しく、全身倦怠で、眠っていることも多かったですが、

ようやく、少し、元気になりました。




さて、

アスペルガーの夫は、カウンセリング〔療育のような指導のようなことも受けているようです〕で随分進化しました。



以前にも少し書いた進歩もあるけど、さらに、


『かげん』が出来るようになったのです。


以前は、私と一緒に出かけていても、常に二人の歩調が合わず、何とも歩きにくいのでした。

又、二人で買い物に行くと、何故か常にといっていいほど私の邪魔になる位置に立っていて、これも、何とも不快なものでした。


夫がアスペルガーとわかってから、そんな時の夫を観察したら、『私が何をしようとしているか』に全く関心がなく、ただ、ぼ~っと立っているだけなので、私とぶつかりそうになることがわかりました。


そこで、私は、『私の目の動きを見ると、私が次にどっちへ行こうとしているかわかるから、ちょっと試して見て』

と言ったところ、効果てきめんでした!



しかしね、

そこは、やはり、アスペルガーさんで、

私の目や動きに注目するあまり、私にぴったりくっつき、これまた、動きにくいのです。


それも、『私との距離が近すぎるて、お互いに動きにくくない?』と聞いたら、自分もちょっと、そう感じた、とのこと。



それが約1年ほど前です。


その後、カウンセリングの効果もあって、いつの間にか、物事の『かげん』が出来るようになってきたのです。


はっきりした成果は、

お花への水やり、です。



アスペルガーの夫と別居する時に、、私が自宅で元々育てていた鉢花や観葉植物のお世話を夫にお願いしました。


その時は、鉢花は何日に一回、観葉植物は何日に一回、と、わかるようにメモを渡し、その通りにやっていましたが、

最近は、花のようすを見て、葉っぱに触ってみて元気がなさそうなら早めに水遣りしてほしいと伝えた私の言葉をきちんと守っているうちに、水遣りのかげんがわかるようになったようです。


かげんがわかるようになった理由のひとつには、夫の鉢花や観葉植物への思いがあるようです。


植物をかわいいと感じて育てているそうです。



すごい!


と思いました。


すごい変化です!




アスペルガーの夫が

ここまで進歩した理由のもう一つは、

私への謝罪や私への深い思いやりがあると感じました。



私が可愛がっていた花たちを死なせたくない、という思いがあったと思います。




そして、もう一つ感じたことは、

興味のないことは覚える気がないけど、興味さえ持てば、覚えることが可能ということです。



今回は、花に興味を持ったのではなく、私への気持ちがしっかり私の方を向いてきた、と感じます。



きっと、もっと進化できると思います。





でも、共存は、難しいと今は感じています。

だって、まだまだ、まだまだ、色々ありますから。


補足;歩く時の歩調も合わせられるようになりました。本人も歩調が合うと気持ちよいとのことです。