加減が出来ないアスペルガー夫 ③
アスペルガー夫の車の運転は、
私が助手席に乗ると、
いつも乗り心地が悪く、
また、危険を感じたものです。
過去形なのは、
アスペルガーの特性が関係しているとわかってからは、怖くて乗っていないからです。汗
乗り心地の悪さは、
加減の出来なさ、からと思われます。
自宅近くの狭い道路は、
30キロ制限ですが、
そこを
20キロ以下でトロトロ、トロトロと
走るのです。
後続車がなければ
とりあえず安全ということでよいのかも知れないけど、
20キロ以下って
『どうしたの?』っていうスピードです。
ある時、我慢できず、
「いくら何でもスピード遅すぎない?」
と言ったことがありますが、
無反応でした。
家の車庫を出てしばらくは、
肩に力を入れ、ハンドルをがっしり握っているので、
相当緊張しているんだと思います。
『運転するのに、そんなに緊張するなんて?』と不思議でした。
運転はたま~にしかしないけど、
運転歴はそれなりに長いし、
車も運転もそれなりに好きなようです。
それから、
加減出来ないのはスピードだけでなく、
アクセル及び、ブレーキ操作も、です。
加速する時、
アクセルをぐ~!と踏むらしく、
助手席に座っていると、
身体がぐ~~!!後ろにのけ反ります。
ブレーキを踏む時も、
加減無く、
ぎゅっ!
と踏むので、
助手席に座っていると、
むち打ちのようになります。
スピードは普通に走っている時も、
色々加減しなければならないけど、
その度、
ぎゅっ!
ぐ~!
ぎゅっ!
ぐ~!
の繰り返しで、
胃が、内臓が、気持ち悪くなります。
2,3度伝えたことがありますが、
ほとんど変わりません。
こんなこと、
いちいち不満に思ってはいけないと自分言い聞かせてきました。
でも、
違和感はありました。
危険運転については、また、
別の機会に。