シニアのアスペルガー夫とカサンドラ妻 人生の最後は別居で

夫婦関係改善に向けてカサンドラ専門の夫婦カウンセリングを受けていました。しかしアスペルガー夫から気力・体力を奪われ、頭は混乱し発狂しそうになり6年程前から別居。

毒母のこと、夫のこと、長年蓋をしてきた感情を、はき出してみます。
何かが変わり、楽になれますように。

健気なアスペルガー夫

アスペルガー夫は、

自閉の世界で70年も生きてきて、

困ったこともなく、

それが当たり前の世界として

生きてきた人なので

私に対してしてきた


身勝手な

冷酷な


言動の数々は

当時は全く悪気なく行ってきたようです。


しかし

カウンセリングを受け

だんだんに

申し訳ないと思うそうです。


思うそうです、

というのは

そう思う時もあるけど

申し訳ない気持ちをすっかり忘れていることが多いのです。



そんなアスペルガー夫が

一年ほど前

とても殊勝なようすで私に


「本当に申し訳なかったと思っている。

どうしたら償えるか考えても思いつかない。」


と言うので




私は


「だったら、独り暮らしをしっかりやって欲しい。決して鬱になったりしないで、私に心配をかけないように、健康的で充実した独り暮らしを続けてくれたら、償いと思う。」



と言いました。




アスペルガー夫は、

「わかりました。」


と、それから健気に頑張っています。



電話で聞く声や

ちょっとした話の中から、

健康的か、

充実しているか、

わかります。





別居を始めた頃は

アスペルガー夫は鬱になりかけていました。


カウンセリングの先生がついていたので、

何とか乗り越えましたが、

手間のかかる人です。


なので、

「鬱になったら駄目!一人でも充実して暮らすこと!」

とゲキを飛ばすのですが、

アスペルガー特有の素直さで

頑張っています。





しかし、

独り暮らしは健気に頑張っていますが、

報告、連絡、相談を必ず!

と言っているのに

すぐに忘れます。



その他も、

色々あります。