シニアのアスペルガー夫とカサンドラ妻 人生の最後は別居で

夫婦関係改善に向けてカサンドラ専門の夫婦カウンセリングを受けていました。しかしアスペルガー夫から気力・体力を奪われ、頭は混乱し発狂しそうになり6年程前から別居。

毒母のこと、夫のこと、長年蓋をしてきた感情を、はき出してみます。
何かが変わり、楽になれますように。

『徹底的に潰さなければならない』という毒母の言葉と、アスペルガー夫の衝撃的思考。

ずーっと以前、私が両親を我が家に招いて食事会をした時、

私、夫、娘、私の妹、両親で和やかに食事している中で、他愛のない話題から続いて、

毒母が私の夫に得意げに言った言葉。


『この子は子供の頃から強いから、徹底的に潰さなければならないのよ』


この子とは、私のことです。





あまりの言葉に、私は絶句。

その後の会話は覚えていませんが、その後も何事もなかったかのように会話も食事は続けられました。



しかし夫は、後日、「あの言葉には驚いた」と話してくれました。


人間を徹底的に潰したら、その人は病みます。



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これには更に衝撃の後日談があります。

「あの言葉には驚いたよ。」と言っていたアスペルガー夫に、『わかってもらえた』と喜んでいた私。(この時は、まだ、夫がアスペルガーとはわかっていませんでした。)



その後、夫がカウンセリングを受けるようになってから、その時のことを改めて聞いてみたら、夫はその言葉をそのままに受け取り、自分も妻である私を徹底的につぶさなければならない、と思ったのだそうです。

つまり、私の母の言葉に驚き、『そうか、それでは私も妻を徹底的につぶさなければ!』と思ったそうです。


私が悲しむとかの想像力のないアスペルガー夫は隠すことなく教えてくれますが、それを知った時の私は悲しいとかの感情ではなく、

もの凄い脱力感を感じました。