転機 ②
『転機』のお話しの続きです。
アスペルガー夫の取材では、アスペルガーの特徴が全く感じられなかったという記者さん。
私は、妻側の話を聞いてみたい、という記者さんの取材を電話で受けました。
何を話せば理解してもらえるのだろうか。
とりあえず、
少しずつ話し、記者さんがそれについて質問し、私が答えていき、あっという間に1時間以上お話ししていました。
記者さんは一つ一つに興味を持って質問してくれました。
今まで、カウンセリングの先生以外でこんなに真剣にアスペルガーの夫の話を聞いてもらったことはなかったので、電話が終わってから、何だか、温かい気持ちになっていました。
翌朝にも、もう少し詳しく聞きたい、とのことで、又、電話でお話ししました。
こんなにも真剣に話しを聞いてもらって、理解しようと聞いてもらって、
とてもとても嬉しかったです。
そして間もなく雑誌が発売され、
掲載誌を読みました。
とても上手くまとめて書いてくれてました。
さすがプロ!
うまいなぁ。
こんな記者さんが、アスペルガーとカサンドラのことをもっともっと取材して、本など出版してくれないかなぁ、とも思いました。
ただ、この時、
せっかく取材していただき、雑誌に載せていただくのに、私の説明がうまく出来ていなかったことが悔やまれました。
もっとアスペルガーの特徴をうまく説明したかった。
せっかくのチャンスだったのに、、、
でも、私のつたない説明からにしては充分な記事にしていただいて、記者さんには感謝しています。
そして、又、機会があるかも知れないから、アスペルガーの特徴をうまく説明出来るように、今までのエピソードをまとめておきたいと思ったのでした。
続きます。