カウンセリングで凄く嬉しかったこと。
アスペルガーの夫とカウンセリングを受け始めて少し経った時、夫が、
「カウンセリングの先生が『ママは優しい』と言うんだよ。『あなたは奥様の優しさがわからないのですか?』と言うんだよ。」
と不服そうに私に言ったとき、
私は飛び上がらんばかりに嬉しかった!
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カウンセリングは、初回のみ、夫婦二人一緒で受けたけど、その後は別々に受けているので、夫がどんなカウンセリングを受けているのか、私にはわからないのです。
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夫に「先生、なんて言ったの?」と、何度も同じ内容を聞き、よく確認した上で夫に、
「あなたは本当に私の優しさがわからないの?」と聞いたら、
「わからない。口うるさい、怒ってばかりの人と思っていた。」
とのこと。
この夫の言葉には、心底、がっかりしたけど、その頃読んだ本にも、そのような事が書いていたので、まあ、仕方ない気持ちで諦めました。
でも、怒ってばかりとは、本当に残念で、良くそんな妻と一緒にいるものだなぁ、と、その辺が不思議でもありました。
そして、私が一生懸命夫のためにやってきたことが、ちっとも理解されていないがっかり感も重かったです。
話しを元に戻して、
カウンセリングの先生の言葉は私にとって最高の薬でした。
私があれこれ先生に説明した訳でもないのに、先生には私の優しさがわかるんだ~、と本当に嬉しかった!
かたや、夫は、腑に落ちない顔でしたが、そのことは強く心に残ったようでした。
なので、折々に、私は「〇〇が苦手なあなたのために、わかりやすく説明しているんだよ。これは私のあなたへの優しさ気持ちだよ。」とか、説明している内に、随分時間が経つ頃には、かなり理解しているようになりました。
でもね、最高の薬と共に、
夫の本心『口うるさい、怒ってばかりの人』という言葉にかなり傷つき、しばらく傷は癒えませんでした。
今、思い出しても、ちょっと辛い言葉ですね。
アスペルガーと一緒に生活するということは、こういう傷つくことが多いってことですよね。悪気のない言葉で傷ついてしまう。