シニアのアスペルガー夫とカサンドラ妻 人生の最後は別居で

夫婦関係改善に向けてカサンドラ専門の夫婦カウンセリングを受けていました。しかしアスペルガー夫から気力・体力を奪われ、頭は混乱し発狂しそうになり6年程前から別居。

毒母のこと、夫のこと、長年蓋をしてきた感情を、はき出してみます。
何かが変わり、楽になれますように。

退院時のアスペルガー・エピソード

話しを退院時に戻します



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退院の為に病院に迎えに来てくれたアスペルガー夫が

「今日は土曜日だから、正面玄関が閉まっていて、夜間出入口から入って来たよ」

というので

『土曜日とは言え、外来診療があるのに正面玄関が閉まっている?コロナだからかな』

くらいに思いましたが、言葉には出さず、というか、そんな言葉を言う元気も無かったので言いませんでした




そして、1階で会計を済ませ、

タクシーを手配してほしいと思った頃、

「夜間出入口は、あっちだから」

と正面玄関とは反対の方へ連れていかれたそうになり、




私「外にはタクシーがいるのかな

いないなら電話で呼んでから外に行く方がいいな

外は寒そうだし、立って待つのは辛いから」



夫「さっき自分が来た時は、外にはタクシーはいなかった。じゃあ、電話してみようか」



と、その時

一人の男性が正面玄関に向かって歩いていき、

自動ドアが開き、そのまま、出て行きました




(時刻は午後1時頃で

午前の診療を終えて会計をしている人がまだ何人も残っていました)




アスペルガー夫も、男性が正面玄関から出ていくのを見ていました






正面玄関は閉まってはいませんでした







アスペルガー夫が勝手にそう思っただけでした







アスペルガー夫の、よくある勝手な思い込みこみです






内心

『あ〜ぁ〜、またか〜』

と思いましたが、


今は、

荷物を持ってくれて

タクシーの手配をしてくれて

運転手さんに自宅へ行ってもらうよう指示してくれたら

もう、それだけで有り難いので




まずは、二人で正面玄関から外に出てみました 


ちょうど、タクシーがお客待ちをしていたので、

それに乗り、無事、自宅に戻りました











この時、

最小限のことをしてもらえば、

もう、それで充分




アスペルガーの特性は変われないことを受け入れなきゃ


と、思ったのでした