アスペルガーの夫が自分のアスペルガーを認めるまで③
〘アスペルガーの夫が自分とアスペルガーを認めるまで②〙
からの続きです
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ようやく、自分が『絶対』ではないことを知った夫は、
私の話を真剣に聞くようになり始めました
夫が現職の時は、忙しいであろう夫に遠慮し、
納得いかない内容の話でも我慢していましたが、
この頃は、退職していたので、
私も、じっくり話が出来るようになっていました
この鍵事件の時は、
退職してほんとに間もなくて、
退職後のレジャーの為に買ったセカンドハウスでの初めての長期滞在を楽しみにしていました
まだ、夫との楽しい老後があると思っていました
しかし、
セカンドハウスでの生活が始まってすぐ、様々なトラブルが発生
その都度、丁寧に説明するも、似たようなおかしなことが次々発生
言葉で説明しても駄目なら、と紙に書いてもらったつもりが、紙を見たら私の話した内容と違うことが書いてある、、
挙げ句には、夫の意味不明なバタバタダンス😱
(後に、それはパニックをおこしていたとわかりました)
とうとう、私は絶望で寝込んでしまいました
起きるあがるエネルギーがゼロ
この頃、夫は自分に原因があることはわかり始めていました
夫に、「図書館へ行って、色んな本などを調べてきて‼」と強くお願いしました
夫なりに調べたようですが、何もわかりません
3日ほど寝込んでいましたが、少し、エネルギーが出てきた時、私は大きな本屋さんへ行きました
心理とか、精神とか、何か手掛かりがないか、本屋さんの中で必死でした
そこで、
〘夫がアスペルガーと思ったとき妻が読む本〙
に出会いました
この時は
まだアスペルガーという言葉を知りませんでしたが、ちょっと中を読んでひきずりこまれ、すぐに買って読みました
あ〜、まさにコレだ
夫も読みました
そして、
夫は、自分はこれかも知れない
と言ったのでした
(付箋がたくさんついてます 汗)