シニアのアスペルガー夫とカサンドラ妻 人生の最後は別居で

夫婦関係改善に向けてカサンドラ専門の夫婦カウンセリングを受けていました。しかしアスペルガー夫から気力・体力を奪われ、頭は混乱し発狂しそうになり6年程前から別居。

毒母のこと、夫のこと、長年蓋をしてきた感情を、はき出してみます。
何かが変わり、楽になれますように。

アスペルガーの夫が自分のアスペルガーを認めるまで②

私は5年前までは自分は幸せに暮らしていると思っていました


長い年月かけてジワジワと茹でられた、茹でガエルでした

 



アチチ

アチチ


アチチ

アチチ


アチチチ

アチチチ〜!


火傷しそうになり、初めてこれは大変だと気づきましたが、

何故私が大やけどしそうになったのか、自分でも訳がわかりませんでした



夫の理解不能な言動が数々あっても、

夫がおかしい、とは思っていませんでした

おかしいのでは、と思っても、学歴、職業からしてそんなはずはない、と思っていました






初めて、夫の方がおかしいのではと思ったのは、風邪薬を多量に飲んでることに気付いた時です

夫の購入した風邪薬の量が、1年の半分近く朝昼晩と飲んでる勘定になるとわかった時、

ネットで調べたら、

『風邪薬依存』というのがあることを知りました


なので始めは

依存症という精神的な病ではないかと思い、

機会を見て夫に話し

一度、精神科に行ってみては、と提案したら

激怒されました

(まあ、この辺りは当然ですよね。本人からしたら突然過ぎたと思います)





しかし、その後、



セカンドハウスへ行く準備をしている時に

陸送で送ったマイカーの合鍵を夫が持つことになり

夫が保管したことを夫がすっかり忘れていて、


夫「車の合鍵は?」

私「あなたが持ってるはずよ」

夫「僕は知らない」

私「あなたは夕べ、かばんにしまっておくと言って持って行ったから、かばんに入ってると思うけど」

夫「そんなはずは無い」

私「じゃあ、かばんを確認してみたら」



合鍵は、夫のかばんの中の重要書類入れ封筒の中にあったそうです

その書類封筒は、丸いボタンのような物が付いていて、細い紐でくるくると巻いて厳重に締められてる物でした


そんな厳重なしまい方は私はしません

神経質な夫がやったことに違いないことは、夫もわかったようでした


夫は

『自分は絶対悪くない!』

『絶対、失敗しないはず』

『絶対、物忘れなどするはずがない』

のに、

鍵をしまったことを覚えていない現実に大きなショックを受けて、

自分は認知症になったのか!

と震える程ろうばいしていました



これをきっかけに、今まで絶対に自分の非を認めなかった夫が、

少しは、考えるようにはなりました



(長くなったので、一旦区切ります)

③へ続きます





✤以前、書こうとしてから3年も経ってしまいました