カサンドラにハッピーエンドはない。
一昨日、成人して一人暮らししている娘から「朝のスッ〇リっていう番組で今日から三日間発達障害を特集するそうだよ。」とメールがあった。
以前、〇HKで発達障害の特集を見た時、妙に仰々しいスタジオセットでカラフル過ぎだし、金魚か何か動く物が後ろにあって、これじゃあ定型の私でも気が散る、と思うほど発達障害者をゲストに招いての番組にしては発達障害を知らなすぎる、と思ったことがあり、
今回もどうせ、、、
と思いながらも見ました。
しかし、今回、今日はアスペルガーの妻の苦悩を妻本人の言葉や家庭生活の再現とか、また、アスペルガー当事者の旦那さんも発言したり、
で、とてもいい番組になってました。
見終わったら、涙が出てしばらくとまりませんでした。
何故だろう、
と考えたら、
たぶん、
番組最後の方
『カサンドラにハッピーエンドはない』
という言葉に、涙が出たのかな、と。
そうですよね。
たぶん、カサンドラにハッピーエンドはないんですよね。
カサンドラをしっかり抜けたら、その後に、別の人生として平穏な人生を幸せに生きることは可能でしょうけど、
それだって、カサンドラ体質の改善にはかなりの努力と年月を要すると思うし。
番組を見て感じたのは、
やはり、離れることしか楽になれる方法がない、、、。
でも、そうはっきりさせたい気持ちもあります。
カサンドラ状態の妻が、アスペルガーの夫を支えていくことが大切、
とか言われたら、カサンドラがもっと酷くなるから。
でも、結構、そういう論調あるよね。
傷つくよね。
だから、発達障害特集とか見たくなかったんだよね。
今回のようなテレビ番組や報道が増えるといいな。